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肝硬変が進行すると、肝臓が十分に機能しなくなります。

この肝機能障害を慢性肝不全といいます。

腹水は慢性肝不全になるとあらわれる症状のひとつです。

肝臓は本来、肝細胞が障害を受けても、残った肝細胞でその機能を代償する機能を持っています。

肝硬変はその進行度合いにより2つに分類されます。
障害を受けていない肝細胞が障害を受けてしまった肝細胞の代わりをして、なんとか機能して、重い症状が出ない代償性肝硬変。
肝硬変としては軽い症状と言えます。

残った健康な肝細胞では、機能を補えなくるほど進行して、種々の症状があらわれる非代償性に分類されます。

肝硬変で、問題となるのがこの肝臓が十分に機能しない非代償性肝硬変です。

非代償性肝硬変に陥ると肝臓の機能が十分に働かないことにより、全身に様々な症状が出てきます。


非代償性肝硬変により慢性肝不全になると出てくる症状は様々。

主に腹水、浮腫、消化管出血、黄疸肝性脳症といった症状を示します。

また低カリウム血症や高ナトリウム血症、胃・十二指腸潰瘍、耐糖能の低下による糖尿病を合併することも多くあります。

その他の症状としては、自覚症状には、疲労感、全身倦怠感、腹部膨満感、心窩部不快感、食欲不振、吐き気、腹痛、眼精疲労、皮膚掻痒感など、他覚症状には肝腫、脾腫、クモ状血管腫、手掌紅斑、腹壁静脈怒張、女性化乳房、皮膚色素沈着などがあります。
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