腹水はタンパク質を含む体液が腹腔に蓄積した状態を言います。
腹水は、短期間に起こった病気(急性疾患)よりも長期的な病気(慢性疾患)の
症状の人によくみられます。
一般的に肝硬変の症状で起こることが多く、特にアルコール依存症による肝硬変によくみられます。
その他、肝臓の病気では、肝硬変のないアルコール性肝炎、慢性肝炎、肝静脈閉塞などがあります。
肝臓の病気以外でも、癌、心不全、腎不全、膵炎、結核性の腹膜炎などにより腹水が生じる症状はさまざまです。
肝臓の病気の場合、腹水は肝臓や腸の表面から漏れ出てきます。
門脈圧の亢進、血管の体液保持能力の低下、腎臓性の体液貯留、体液を調節するホルモンや化学物質の変調など、複数の要因が組み合わさって起こります。